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 この度、RED AND BLUE GALLERYでは、榎本文夫 展「108本の枝」を3月9日(金)から24日(土)まで開催します。榎本文夫はこれまで主に商業施設やエキシビジョン空間のスペースデザインや家具や照明器具のプロダクトデザインを数多く手がけてきました。また近年は国産のタケ集成材を使った家具の開発をきっかけに環境問題に関心を持ち、その後東北のスギを使った家具の開発の仕事を通して日本の林業の現状を知り森林の未利用材の有効活用にも興味が広がり、現在は国内の林地残材の利活用や手づくりによるものづくりを研究しています。
 今回の展覧会では榎本の日本の森林問題への探究心を投影しながらも、曰く「きづくりてづくりものづくり」をコンセプトに、身近に落ちている枝を自然の造形を生かしながらナイフ状に削ったものを108本並べます。ぜひご高覧ください。
<作家略歴>
1957年   東京生まれ
1979年   東京造形大学造形学部卒
1980年   クラマタデザイン事務所勤務
1986年〜    榎本文夫アトリエ設立
2002年〜 駒沢女子大学人文学部教授
榎本文夫アトリエのホームページはこちらからどうぞ。
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