photo by Ujin Matsuo
1991年東京生まれ
2014年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
歴史の中で人々が世界を理解しようとする過程で生まれたイメージを元に、絵画を制作。あるひとつの事柄に対して多面的な視点で図像を集め、それを元に作品を構成している。そのようにして同じものに関する性質の異なるイメージを等価に扱うことで、正しさの脆さを提示する。また、写実的な描写や落書きのような線などの複数の描写法を混ぜたり、画中画やだまし絵の手法を用いることで、視覚的にも揺さぶりをかけ、目に見えるものとは何かを問う作品を制作している。
Still-life/ Vanitas 60.6×72.7cm(F20) Oil on canvas 2015年