尾崎森平 Shinpei Ozaki

1987年生まれ 宮城県仙台市出身/在住

2010 年 岩手大学 卒業

尾崎森平は時空を超えた神話や寓話、歴史的事象などを引用したモチーフを現代の日本の地方都市の風景に重ね合わせることによって生まれる「共振」をテーマに絵画を制作している。

VOCA展2016で大原美術館賞を受賞した作品「Ceremony」は、誰もが目にしたことがありそうな郊外の空き地や田畑を通る道路沿いに唐突に現れるラブホテルらしき建物(廃墟?)と、1934年ニュルンベルクで開催されたナチ党帝国党大会で行われた上空を貫く数え切れないほどの対空サーチライトが夜空にそびえ立つ、あの有名な「光の大聖堂」が一体となった迫力のある大作でした。

「Ceremony 」Acrylic on canvas  163×144cm  2018       大原美術館蔵

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