EXHIBITIONS

2011年、2012年パリで滞在制作した石版画、それは辰野登恵子が最晩年に異国の由緒ある工房で今までになかった形態、イメージに挑戦した28点ものシリーズ作品となりました。

没後10年となるこの秋、当時作家が一人パリで制作に没頭し充実した日々を過ごしていたことを想像しながら、その後の新しい展開を予兆させた作品群を今一度振り返りたいと思います。